5:第3話:王

国王に逢った流楼。
「今は流楼か。いい名前ではないか。だが、とある事故で時代を渡ってしまったのだな」
「時代を、渡る……?」
「その際、記憶も飛んでいるのだ。それを戻すぞ」
言うなり術を使われ、気を失う流楼。
「部屋に案内せよ」
「ハッ!」
運ばれる流楼、それを見届ける王。
「運命か」
そうつぶやく王。
一方で、隆星は大陸に来ていた。
使者としてではなく、戻ってきた意味でだ。
「間違いはない……。このままでは、世界が……。……ん?」
誰かが倒れているのを発見し、抱きかかえる。
「君は一体……?」
「うぅ……ん……」
そばに誰かが現れると、隆星に剣を突きつける。
「隊長に何をしようとしている」
「助けようとしているんだよ。彼をね」
「……嘘じゃないだろうな?」
「勿論だよ」
剣をしまうその人物。
気を失っている人を抱えると、驚く騎士。
「君は?」
「か、カイルっす」
「宜しく。私は雨雪 隆星。隆星でいいよ」
「は、はい……」
そして、城に行き、彼ら3人は手厚い歓迎を受けたのであった。


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