4:第5話:最後の日

結局寿命を知ったときにはもう明日が最後になっていた。
知ったのが夜だった。
翌日に、ベッドのとこでだけど、いつもどおり過ごしているが、それでも、私はもう終わるんだ。
そう思うと、寂しい。
キサラギ「大丈夫か?」
シルフィル「大丈夫じゃないけど、でも、ありがとう。こんな私に付き合ってくれて」
キサラギ「そうか? 俺にとっては必要だけど、果たして上がどう思うか……」
シルフィル「そうね……。でも、ありがとう……もう逢えないけど、元気でね」
キサラギ「ああ、元気で過ごすよ」
それでも、ありがとうと言って、空を見る。
もう動けない身だと知っていながら、ニッコリと微笑んだ。
ベッドに横になって、ただ空を見る。
シルフィル「空は青いわね……。こんな空なら、私も泳げるかしら」
キサラギ「あはは、それはわからないぞ?」
シルフィル「ねえ。キサラギ。私の死後だけど、私の荷物にある本を探してくれる?」
キサラギ「良いが、どうした?」
シルフィル「そこに、あなたへの書き込みがあるから。見て」
キサラギ「わかった。じゃあな」
その後目を閉じて、意識が消えていった……。


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